私は神戸にある市民病院で産婦人科医として働く医師です。産科医の仕事は言うまでもなく安全な出産をサポートすることですが、多くのお産、家族を見るにつれ、その先、つまり産後に女性がどのように人生を送るかということにも目を向けるべきではないかという想いが強くなりました。そんな中、学生時代にお世話になった先生から太田先生、そしてライトスタッフを紹介していただき、授業見学に至ったというわけです。 幼児教育の予備知識が全くなかった私は、いわゆる「お教室」…子供たちが好きそうな頭脳遊びを、なんとな〜く好きなよう〜に一緒にやるいい加減なものを想像していましたが、その考えはすぐに間違いとわかりました。教材はギルフォード理論という確立された理論に則って構成されています。詳しい説明はHPに譲りますが、この理論では教材ごとに何の能力をどのように鍛えるかが明確になっており、客観的な評価が行いやすいのです。これはつまり、理論に沿って体系的に教育が行えるということです。 さらに驚くべきことに、教材が面白いのです。体系的に、というとつまらないものを想像しますが、どの教材も実に面白く、考えなければわからないものばかりです。実際に授業や教材を体験しましたが、大人でも考えるのに没頭してしまうようなものも多かったです。（とても悔しいので本当は書きたくないのですが、１問ヒントがなければ解けなかったです。今思い出しても悔しい限りです。）自分が楽しめるようなものであれば、子供にも胸を張ってお勧めできるのではないでしょうか。 最後に、私が感じたライトスタッフ最大の宝物をご紹介しましょう。それは人。つまり、太田先生をはじめとするスタッフの皆様方です。この教室ではスタッフが子供一人一人を尊重しています。単に優しいだけでなく、厳しいだけでなく、生徒一人一人の人柄に、そして考えていることに思いを馳せています。生徒ごとの得意・不得意、そして人柄を心得たうえで適切な教材の選択、そして指導法を選んでいるのです。 以上、自身の体験を元にライトスタッフのご紹介をさせていただきましたが、百聞は一見に如かず。ぜひ一度授業を見学し、参加して体験することをおすすめします。きっと授業の面白さと教室の居心地のよさに、あっという間に時間が過ぎること請け合いです。