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推薦者

番場 さち子先生

ベテランママの会 代表

ベテランママの会代表、一般社団法人番來舎代表理事、教育アドバイザー、発達障害支援員、学習支援員。1961年福島県原町市(現 南相馬市)に生まれる。大学卒業後は故郷に戻り、書道教室や学習塾を運営。生徒やその保護者の悩みにじっくり耳を傾ける面談が信頼を呼び、110人もの生徒が通う人気塾に。震災後は地元の同級生らと被災者たちの相談に応じる市民団体「ベテランママの会」を設立。東京大学医科学研究所の血液内科医・坪倉正治氏を招いて放射線教室や相談会、各種講座の開催を重ねる。2014年、放射線を学ぶ冊子「福島県南相馬発 坪倉正治先生のよくわかる放射線教室」を上梓。同年、東京での支援拠点「番來舎(ばんらいしゃ)」を開設。翌15年2月「日本復興の光大賞」(NPO法人日本トルコ文化交流会)受賞。

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 番場先生とは、先生が東京に開設された東北復興のための支援拠点「番來舎」
にて、ライトスタッフの卒業生 でもある東大生 武縄真和くんが東北の子供たちの学習支援のお手伝いをさせていただいているご縁で知り合いました。

推薦文

東日本大震災のあと、東京大学医科学研究所の上昌広先生との出会いを きっかけに、多くの先生方との出会いを持つことができました。  その多くの先生方が、灘高から東大を経ていらしたことを知った時は驚 きでした。  福島の教育をもっと向上させたいと、灘高の教員を辞めて福島に移住 された前川直哉先生とのご縁で、東大生が私の東京のサロン「番來舎」を 手伝ってくれることになりました。  (太田注: 前川直哉先生は、太田の灘校新聞委員会・ソフトボール同好 会での直接の後輩です。本当に縁とは不思議なものだと思います。)  福島は人材不足が続いています。講師の皆さんが、遠隔で東京と福島を 繋いでくれることで南相馬の子ども達は見捨てられずにいられると思います。  2015年秋に、東大生たちが、被災地を訪ねてもくれました。震災か ら5年も経とうとしていたその時期でさえ、未だ復興が進まない現場を目 の当たりにし、言葉を失い、絶句した様子が忘れられません。  被災地見学のあと、子ども達に勉強を指導したり、ゲームをしたりして、 兄貴分の価値を光り輝かせてくれました。その中に、言葉は少ないけれど 実直に活動を続けてくれている武縄くんがいました。  武縄くんは、3歳から小学3年生まで「ライトスタッフ」で学んでいた ということを知り、早速、「ライトスタッフ」の太田先生にコンタクトを 取り教室見学に訪ねたのです。  子どもの教育に関わって30年余り、私は幼児期こそが大切だと、幼児 教育に思いを馳せていたところでしたので、太田先生の「ライトスタッフ 式知能開発」は、私が求めていたものを形にされている指導法だと思いま した。  武縄くんたちを見ていて感じるのは、勉強だけできるのではないという ことです。人を思いやる心根も育っているし、山に登ったり、体を動かす ことも人一倍できます。偏っていないというのが、何より素晴らしいと思 います。  幼少期に、親がどれだけ我が子に関わり刺激を与えられるかが、大きく なってからの成長の幅にグンと差をつけるポイントだと、体験者として声 を大にして申し上げたいです。  出会いは人を変えます。武縄くんも太田先生との出会いで、大きく成長 していると感じています。

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