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​卒業生

​大谷 彩花さん

​白陵中・高 東京大学農学部卒
東京大学 大学院 農学生命科学研究科 在学中

2歳から小学6年生までライトスタッフに在籍

 東京大学新聞より

東京大学新聞 および ご本人の転載許可をいただいています。

メッセージ

はじめまして。ライトスタッフ卒業生の大谷彩花と申します。  この度はHPに自分のメッセージを載せていただき嬉しく思い、かつ、 ライトスタッフ卒業時の自分の体験記を読みなおすことになり大変懐 かしく感じました。  私がライトスタッフを卒業してから早いもので11年が経過しました。 現在私は東京大学大学院農学生命科学研究科にて農業経済の研 究をしています。  ライトスタッフで太田先生のご指導の下で中学受験に合格すること ができ、その後高校、大学と成長するにつれて学びの場は変化して きました。しかし、当時の体験記に書いた「自分の知識を駆使して自 分なりの答えを出す」というライトスタッフで得た「学びに対する姿勢」 は、卒業から11年後の現在でも、私の勉学やその他の活動に取りく む姿勢の根底にあると思います。  受験のためのテクニックのみを教えるのではなく、根本的な頭の使 い方や問題への取り組み方を教えるライトスタッフだからこそ、私は生 涯にわたって大切になる考え方や物事に取り組む姿勢を幼少期に涵 養することができたと思い、大変感謝しています。

中学入試終了後に書いた合格体験記

受験で大切なこと

私は今回受験した学校すべてに合格できました。とてもうれしいです。   小さい頃からライトスタッフに通っていて知能あそびをしていました。 勉強をしているという感じはまったくありませんでした。 6年生になってか らも塾の日が楽しく、一度もやめたいとか休みたいとか思ったことがあり ません。   ライトスタッフが他の塾と違うところは、例えば算数などでは公式や 解法を教えてくれず、自分の持っている知識を駆使して解かなくては ならないことです。 でもどんなに回り道をしても時間がかかっても、それ がスマートな解き方でなくてもできれば先生はとても褒めてくれました。  勉強は与えられたものを丸暗記するのではなくて、自分で何とかして 答えを導き出すものだと教えられました。 受験勉強も自分の弱点のみ を克服するようにしたのでとてもゆとりをもってすることができました。 そのぶん小学校生活を思いっきり楽しみました。  これから受験をする皆さん、自分の力を信じて春を勝ち取ってくださいね。

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東京大学基金HPより

東京大学基金 および ご本人の転載許可をいただいています。

パリ滞在記

農学部農業資源経済学科4年(派遣時) Go Global奨学基金奨学生  私は、東京大学と交流協定校であるAgroParisTechに4か月間留学しました。2014年の6月に同大学のサマースクールに2週間ほど参加し衝撃を受け、本格的に腰を据えて留学したいと思い今回の留学に応募しました。  AgroParisTechの授業は、講義のみならずフィールドワークが多く組み込まれていたため、フランスの農業の現場を視察することができ、成功点や問題を目で見て実感することができました。また、成績評価はセミナー、グループワーク、プレゼンテーションに基づいているため、ただ一人黙々と机に向かう勉強では不十分で、優秀な学生との密な学術的な交流と協力が必要であり、専門的な知識を備えた異なる背景の学生と議論をすることができました。今回の留学では東京大学で培った知識を元に自分とは異なる環境で学んできた学生たちとの議論の場で、自分の意見を主張や説明し、相手の考えを理解するのは一筋縄ではいかないと気づかされました。今後、前提や常識など通用しないほど広大な場所で戦ってゆけるように、自分の考えを深め裏付ける専門的な知と議論の場で感じよく根気強く相手に接し続ける胆力を磨くことが課題だと感じました。  日常生活では、パリに浸透しているカフェ文化のおかげで、エスプレッソ越しに友人とあらゆる話をして過ごす午後が多くありました。多くの国籍の人々を抱える国柄のためか、会話は自分の考えや性格をストレートに表現するスタイルの人が多く、短い留学期間ながらも濃い友人付き合いができました。携帯を契約せずに世間から離れ、ひねもす美術館におり街をぶらぶら歩きまわる時間もよい自省の機会となりました。人と付き合う時間と一人の時間をバランスよく取れたことは、思い返せば私の留学の醍醐味でした。  私の人生のマイルストーンとなるような留学は、奨学金受給なしでは成しえなかったことと思います。ご援助を通じて貴重な機会をくださったすべての方に心から感謝しています。

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