この研修の目的は、「ギルフォード理論による、保育カリキュラムの分析と再構築」です。 「子どもの頭の働き方」という観点から保育カリキュラムを一度整理してみると、ねらいが重複しているカリキュラムを減らして時間を生み出すことができます。また、やり方次第では同じ設定保育をもっとクリエィティブな活動にできますし、カリキュラムの実施順を変えるだけで、子どもたちの集中力を高めることができます。園児さんの苦手なことを、知らない間に得意にしてしまう、なんて方法もあります。 ただそのためには、既に出来上がっているパッケージを導入するのではなく、先生方自身が子どもの知能の発達について理解を深め、自分のクラス・担当の園児さんたちの興味関心に基いた、ベストな保育案を立てられるようになっていただきたいのです。 長い時間を子どもたちと共に過ごす保育園には、無限の可能性があります。 一年間、一緒に頑張りましょう！　 ※研修会で理論・目的・方法・実技などを学び、研修と研修の間に学んだことを実践展開するための課題が出されて、各園の現場での実践を積み上げていきます。